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Viva Mozart
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モーツアルト生誕250周年を祝うザルツブルクは、朝方マイナス8℃くらいまで冷えますが、日中は0℃くらいにまであがり、ここのところいいお天気が続きます。
 ザルツブルクは街中がお祭りムード、もちろん夏の音楽祭で有名な祝祭劇場やモーツアルト財団が運営するモーツアルテウムなど、街のどこかしこでコンサートが開かれています。
 モーツアルトゆかりのモーツアルト・ハウスやアメリカのデザイナーの手によって新しくデザインされたモーツアルトの家も人ひと人の賑わいです。
f0082791_21493496.jpgしかし、僕は穴場を見つけました。モーツアルト生誕250周年にあわせて昨日オープンした”Viva Mozart”です。ちょうどモーツアルトの銅像が建っているモーツアルト広場の右手に雄大な時計塔を持った建物があります。このネオ・ルネッサンス様式の美しい建物の中に”Viva Mozart”が開館したのです。
 モーツアルトの時代に流行った射的のゲーム、カフェで使われていたコーヒーカップ、上流階級の人たちが着ていた洋服など興味深い展示物もたくさんありますが、白眉はモーツアルトの両親による出生届け、8歳のときに書かれた自筆の楽譜、エリザベス女王所蔵のモーツアルトの楽譜など、綺羅星のコレクションが一堂に集められています。このコレクション類は世界初公開のものばかりだそうで、来年1月の展覧会終了後は許の持ち主と手に戻ってしまい、また人目に触れるチャンスはないでしょう・・・との案内孃の言葉でした。
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 昨夜は祝祭劇場で行われたモーツアルト生誕250周年を記念するコンサートを聞きにゆきました。カラヤン亡き後の音学界の巨匠ムーティー独特の切れ味のいい指揮ぶりは見ていてとても気持ちよく、素晴らしい音を引き出す仕草に見ほれてしまいました。 
 また彼のタクトのもと、ウイーンフィル・ハーモニー・オーケストラが紡ぎだす繊細かつダイヤモンドの輝きのように美しく光る旋律は、聴く人の心を打たずにはおかないでしょう。内田光子のあでやかなピアノも素晴らしく、まるで神がかった巫女がピアノを弾いているように光り輝いていました。
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by pon031t | 2006-01-28 21:56
改装されたデーメル
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ウイーンは地球上、ヨーロッパの心臓といってよい位置にあって、「ヨーロッパの宝石箱」と形容されています。この小さな宝石箱にはヨーロッパの多彩な歴史をしのばせる文化財がいっぱいつまっています。
 カフェ文化もその一つだと思います。18世紀の中ごろ、当時の女帝マリア・テレジアはカフェの営業に理解を示し店を開くことを許しました。そして彼女もコーヒーを楽しんだそうです。カフェに女性が入れるようになったのも、女帝の影響が大きかったのではないでしょうか。
 コールマルクト(キャベツ市場の意)通り界隈には老舗の高級モードの店や洒落た宝石店が軒を連ねていましたが、最近はパリと同じくルイヴィトンやシャネルが進出してきました。しかしウイーンの最もエレガントな通りのひとつには変わりありません。
 王宮のミヒャエル門からすぐのところにある“ザッハー・トルテ”で有名な高級洋菓子店デーメルは、第一次世界大戦までは王室御用達の店で、創業は1888年。店の前にはハプスブルク家の双頭の鷲の紋章が麗々しく飾られています。皇帝フランツ・ヨーゼフや皇妃エリザベートもよく公務の間を縫ってコーヒーやケーキを楽しみに来たといわれ、皇帝の肖像画のかかる「皇帝の部屋」も残っています。また、マホガニー材と大きな鏡を配したビーダーマイヤー様式の店内でいただくデーメル特製のコーヒーとケーキは、ハプスブルク時代の貴族の舘を彷彿とさせるムードとあわせもって素晴らしい雰囲気でした。
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昨日、約一年ぶりにデーメルに行ってみましたら、そのシンボルとでもいうべき“ビーダーマイヤーの間”は改装されてチョコレートなどのお土産売り場となっていて、往時の輝きを求めて行った私は残念でなりません。しかしカフェは店の奥の方と2階に健在で、入口を入ったところにあるケーキ売り場でケーキを選び、半券をもらって席に着くと、昔から変わらぬ黒い制服姿も優雅なウエイトレスがコーヒーと一緒に運んできてくれ、至福のひとときを過ごすことができました。
 この店のもう一つの特徴は、見た目も素敵でとっても美味しいランチのあること。ウイーン食通お勧めのカフェの一つです。
DEMEL 1, Kohlmarkt 14, Wien  営業時間:10:00am〜6:00pm 年中無休 
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by pon031t | 2006-01-25 21:56
カフェ・グリーンシュタイドル
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マイナス15度の寒さが続くウイーンでは、外にズーといると凍えてしまうのでカフェで暖をとることにした。
 ウイーンにはパリと同じあるいはそれ以上にカフェがある。2〜3分も歩けば必ずカフェが見つかるのがウイーンっ子の自慢とか。
 ビリヤードなどが置いてあるクラシックなカフェからスターバックスまで、視界からカフェが途切れることがないそうだ。
 ウイーンっ子自慢のエレガントな通りコールマルクトには、トーネットやデメルなど日本人にお馴染みの店がある。ミヒャエル広場に面したところに、文学カフェ・グリーンシュタイドルがある。この店の壁面には、いま返還問題で揺れているクリムトの「接吻」と「アデーレ・ブロッホ=バウアー夫人の肖像」のレプリカがかかっており、この絵を見ながらコーヒーを楽しむのも乙なものだ。
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by pon031t | 2006-01-22 12:13
モーツアルトがいっぱいのザルツブルク
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雪に埋もれた音楽の都ザルツブルグに来ましたよ。今年はモーツアルト生誕250周年とかで、町中がモーツアルト一色になっていて驚き桃の木山椒の木です。何処を見てもモーツアルトの立て看板がでていて、見せ物になっているモーツアルトが可哀相な気がします。
 祝祭劇場の近くにあるモーツアルト・メニューが売り物のGOLDENER HIRSCHのダイニングで飲んだイタリアのワインMarzemino di Iseraの美味しかったこと。このワインはモーツアルトと何の関係もないようですが、モーツアルト・メニューを食べながら飲むと、ちょうど酔い心地がいいような気がしました。フランス料理のシェフは「料理とワインは結婚」と、よくいいますが、本当のそのとおりだと思いました。
 街は気温マイナス1℃で凍てついていました。路面が鏡のように凍っていて、登山靴を履いていたからよかったようなものの、普段履いている普通の運動靴だったら、スッテンコロリンと転んでいたと思います。
 尻餅着くと痛いですよね。日本も寒波の襲来とか、皆さん気をつけて尾てい骨を折らないよう気をつけましょう。
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by pon031t | 2006-01-21 22:06
約一年ぶり
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約一年ぶりにANAのビジネスクラスに乗りました。いつもはぎゅうぎゅうに押し込められて、危うくエコノミー症候群になる危険性を感じたんです。でも、今度はこれまで蓄積したマイルを使って往復ビジネスクラスでパリ往復を飛ぶことにしたのでーす。いいでしょう。
 出発前、友人が一瓶のプラスチック入りの薬箱を手渡してくれました。ラベルには「旅行革命——快適な旅を楽しむためにーー」とかいてあります。我が友人がこれを飛行機に乗る前に4錠飲めば、エコノミー症候群を防げるよ・・・。疑うことを知らず、なんでもすぐ人を信じてしまう特技をもつ僕ですが、このサプリメントには否応なく一 二の三で飛びついてしまいました。
 一年に何回もパリ往復を繰り返していると、だんだんこの症候群の危険性が高まってきていたのです(頭にアンテナを回しているドラちゃんのことですから、身に忍び寄る危険は常に察知できるはずなのですが・・・トホホ)。藁にもすがるおもいでこのサプリメント「旅行革命」を4錠飲んだのです。結果は東京に帰ってから皆さんにご報告しますね!乞うご期待でーす。
 昨夜、エコノミー症候群にもならず、機上でこのブログの原稿を書き、機上から投稿できれば・・・と、贅沢な考えを持った僕。ユニクロで数年前に買った赤いリュックサックに我が可愛いMACチャンを詰めこんで、いざ原稿を書こうとしましたら、なんと可愛いマックちゃんがストライキを起こし、文章が書けなくなってしまいました。
 しかたなく、ポンちゃんに借りたデジカメで撮った写真を公開しまーすね。
機内サーヴィスの寸評:
1) CAがもう少しにこやかに応対してくれるとうれしいなー。
2) 他のキャリアで既に使っている、前身が延ばせるような、シェルシートに早くならないかなー。
3) 座席でインターネットを楽しめるように接続ジャックがあればいいのになー。
4) ワインリストからブルゴーニュの赤が消えてしまっているの。淋しかった。

下は僕が泊まったホテルの窓から見えたエッフェル塔です。
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by pon031t | 2006-01-19 22:08
新年会
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新年会 昨夜は気のおけない仲間たちを招いてクエ鍋を囲みました。僕が家に帰ると、既に友人が来ていた、土産に持ってきた江戸前の唐墨をきるのに夢中でした。江戸前の唐墨?信じられない!!でも、ひとかけら口に入れたらその美味しいこと!口の中でとろりととろけ、ホッぺタが落ちそう!
 さあ、いよいよ鍋を・・・と、舌なめずりをしていたら、NHKの7時のニュースがはじまりました。なんと!このブログの勧進元であるライブドアに強制捜査が入った!というのです。記者会見に応じているホリエモンの顔も心なしかやつれてみえました。あんな無謀で強引なやり方の会社経営法では、何時か必ず綻びがでると思っていましたが、早かったですね。
 ホリエモンだけではなく、村上ファンド、楽天と、森ビルに巣食うニュー・リッチというのでしょうか、彼らの顔はあまりいい顔をしていませんね・・・。ホリエモンをネタにするのはせっかくのクエ鍋がまずくなる・・・。と、約一名。そうだそうだと皆が賛同。クエ鍋をはじめようということになりました。
 南紀白浜とれとれ市場直送のクエの美味しいこと、身を食べ終わったら今度は雑炊と、余すところなく美味しくいただいちゃいました。
 今日のアルコールは、パストゥーグラン、ヴォーヌロマネ・マルコンソ、グランリューとドメンヌ・ラマルシュのそろい組。併せてオスピス・ドゥ・ボーヌ2000年の香しさでしめたのです。ワインって本当に美味しいなー、大好き。
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by pon031t | 2006-01-18 22:16
Bon Soir
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今日は3連休の中日、友人の御夫婦を招いて新年会と洒落込みました。このメンバーだといつも飲み過ぎて午前様になってしまうので、今日は午後4時から始めようということになって、まだ日も高いうちから宴を始めたのです。
 今夜は大阪は黒門市場のみな美直送のてっちりです。梱包の中には皮湯引き、テッサ、白子も入っていて美味しそう。見ただけでよだれが・・・トホホ。
 呑みものは・・・フランス帰りのピンクのモエ。新年に飲むお酒にふさわしいと思いません?組み合わせは生湯葉と皮湯引。次に栓が抜かれたのは.黄金色も美しく芳醇な香りときりりとした切れ味が最高のシャサーニュ・モンラッシェ。このワインでテッサの味が数段と引き締まり、みんなゴキゲンです。
 ヴェランダに特設した七輪の火が勢いよくなってきました。そう、そろそろ白子ちゃんが焼いてほしいとおねだりしているようなんです。ゲストが目を輝かせて「白子なら日本酒だね」と、風呂敷に包み込んだ越乃寒梅を取出し、浪花節に駄洒落をまぜながらグラスへ。すっきりとした咽越しがうれしいね。
 ワインに日本酒、玉石混交もいいところ。もうみんなそこそこアルコールが回っていい気持ちになっています。さあお待ちかねのいよいよ“てっちり”の出番がきました。これにはプリニ−・モンラッシェがぴったりでした。もうこの頃になると、サ−ヴィス精神旺盛なゲストが狭い部屋をもとともせず、サササ、トントン、オーレとばかり、落語と洒落入りのダンスで楽しませてくれました。それからオスピス・ドゥ・ボーヌを少々、仕上げにはマール・デ・ブルゴーニュで締めくくったのです。
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by pon031t | 2006-01-09 22:20
新年おめでとう
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新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。と、いっても、もう明日には7草粥になります。時が経つのは早いもの。時間があっという間に飛んでゆく。できることなら時間を取り戻したい!と思うこともしばしばだが、こればっかりは逆立ちしても駄目なようでだ。
 皆さんにはもうお馴染みであろう、1月1日のウイーン・フィルのニューイヤー・コンサート僕もテレビで聴き。観たのです! 指揮者のマリス・ヤンソンスは最初こそコチコチに緊張していたように見えたいたが、インター・ミッションの後からは乗りに乗って、往時のカルロス・クライヴァーを想わせる、優雅かつしなやかな指揮ぶりで、うっとりとして聞き惚れてしまった。
 数年前、僕も現地でニューイヤー・コンサートを聴く機会があったが、その時のお伴はやはりシャンパン。インター・ミッションの時にホワイエの売店でグラス売りを一杯!いい音楽といいシャンパン、なんともいえない嬉しい気持ちのいい体験であった。
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by pon031t | 2006-01-06 22:28



僕はワインが好きです。ワインは我が人生!ワインが一杯あれば人生薔薇色です。僕は一年に3~4回ヨーロッパに出かけますので、その時に飲んだワインや、買って持ち帰ったワインを飲み乍らの酒中日記です。
by pon031t
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フォトグラファー
南川三治郎.com
Profile1945 三重県生まれ 、1966 東京写真大学卒業、大宅壮一東京マスコミ塾・第一期出塾 1969~70 フランス・パリ在住、ヨーロッパ各国を取材旅行、1970 帰国、フリーランス・フォトグラファーとして現在に至る

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